作業中に突然プロパティエディタの挙動がおかしくなり、困ってしまった。
症状としては Inspect All Node Propertiesが機能しない状態で、メニューから Properties > All Properties...を実行しても肝心のものは開かない。
Preferencesでプロパティエディタ関連の項目を洗ってもダメ。
設定ファイルを丸ごと捨ててもダメ。
頭にきて再インスコしたが意味もなく。

もうシーンデータしかないだろうと検証した結果、ようやく原因が判明。
原因はマテリアル。動作は問題ないくせに中身でノードがバグっているらしく、ツリーでコピペするとゴミノードがワサワサ出てくる。
一旦このシーンを開くと XSIを起動し直さない限り症状は消えないという困ったヤツ。
ようやくいい感じで組みあがったとの思いも束の間、今日弄ったマテリアルは全部廃棄して作り直す羽目に相成り。
まったく、なんてこった。

長門のモデルはほぼ出来上がってるんで、マテリアルを復活させればひとまずの完成かと。


その後


ゴミノードがワサワサ~と書いたけど、これは勘違いできちんと理由がありました。
どうやら RenderTree内でノードがブランチ選択された状態でコピーすると、ご丁寧にも上流から順に各ノード毎のツリーを作成してくださるようで、その結果としてウジャウジャと重なり合ったゴミの塊がペーストされてしまうカラクリ(A→B→Cを複製すると、A→B→C、A→B、Aが個別に生成される)。

XSI RenderTreeまあなんだ。そもそも、そのコピー機能の名前自体が"Copy Shader Branch"だったりする訳でして。
つーか、気づけよ。
なんて冷めつつ逆水平でツッコミ入れる所ですが、それは置いといて。
今回の問題は、入力の多いツリーで何度も上記のボケをかました結果、何かしらの不具合が発生してしまった事が原因みたい。 シーンデータのみに留まらず XSI本体の動作に影響を及ぼすあたりはちょっとタチが悪いのかも。

関係ないけど、XSIに限らずバグや不正終了を見る度に"アニマス"というキーワードが頭をよぎるのは何でだろう。 トラウマ?w


さらにその後


解決したと思われた不具合は無情にも再発動し、 Copy Shader Branchの冤罪が判明。
↑で書いたことは妄想夢想。哀れ泡沫と消えました。
改めて正常シーンと異常シーンの境界を求めて記憶を辿ること数分。
我、根源ニ到達セリ
諸悪の根源は Toon_Paint_and_Hostノードの Seams > Blendでオブジェクトを指定した事。
症状の出ているシーンにだけこの構成のマテリアルがあり、こいつの指定を解除して保存し直したシーンは正常な状態に復帰する。 4.2の頃にもこいつが原因のトラブルを経験しているので基本的に Blendでオブジェクト指定はしないんだけど、今回は気の迷いでやってしまった。 まったくもって厄介なヤツ。
今回のトラブルはおそらくウチの環境依存だろうから、他にこれと組み合わさっている要因があるんだろうけどそちらは不明。 ともかく解決したので、ひと安心。



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